春の大会では初めて試合に挑戦する新人達が多く出場します。
下からの世代が順調に伸びてきていて
各自がしっかりと実力付けて来ていることが試合の勝ち負けに関わらず、各自の精神面にも見てとれました。
負けて涙を見せる子達。
技量面だけでなく、精神的にも大人になって来ているから悔しいと言う感情も生まれてくる。
でも実は、負けた時って出場している選手本人よりも保護者の皆さんにとって大ダメージだったりします。
いつもお伝えしていますが、子供の習い事は親の修行でもあると思っています。
本当は子供達の何倍ものダメージを受けつつも、子供達に「また頑張ろう」とエールを送るお父さんお母さんは子供達にとってヤッパリ一番で最高の応援団ですね^^
最初から強かった選手なんて一人もいません。
皆んな負けて強くなった!あの清水亮汰も全日本では4年連続1回戦負けだった。2年生から出場して6年生で初勝利!…そしてそのままなんと初優勝!
地区大会の1回戦で負けても全日本の決勝で負けても、負ける悔しさは同じものです。
苦しい事はたくさんあります。
でも人は今現在の努力で数年後を生きる。
大げさではなくその時にとった行動と気持ちが人生を左右する。
苦しいのは自分だけではない、相手も苦しい。
そんな気持ちをお互いに共有し、思いやる気持ちが武道の世界にはあります。